【長編】私の恋の基準(連作) ※R-18 : 閑人書房

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【長編】私の恋の基準(連作) ※R-18

2020年6月14日 
※この作品はネット掲載終了しています。

羞恥心迷子な俺様系美少女と純情乙女系ツンデレ男子のすれ違いラブコメディ


作品名私の恋の基準
文字数約6万9000字
所要時間約2時間20分

作品名私の恋の基準 続編
文字数約10万3000字
所要時間約3時間25分

作者ぴよこ(春井菜緒)
ジャンルラブコメ(現代)
作品リンクムーンライトノベルズ

レビュー

嫌いだ、大嫌いだ。どうして私好みのけしからん筋肉が、嫌いでたまらない桜田にくっついているのか。


筋肉フェチで口の悪い女子大生・水原璃菜には大嫌いな男がいる。桜田雪翔。大学構内でも、自宅周辺のコンビニでも、遠く離れた映画館ですら、何故だかやたらと遭遇してしまう、口を開けば嫌味しか言わないとてつもなくヤな野郎だ。しかしこの男、かつてお目にかかったことがないほど、彼女好みの素晴らしい筋肉を持っていた…。

小柄で華奢な童顔美人でありながら、欲望に忠実で堂々と下ネタを叫ぶ残念な美少女が、いつもだるそうなくせに何故か自分にだけ妙に突っかかってくる律儀な純情男と喧嘩するようになって、初めて筋肉の中身に興味を持つ。――男は顔じゃない、筋肉だ。桜田以外は。

馬鹿みたいな言い合いで意地を張ったり、独り占めしたくなったり、声を聞くだけで安心したり、好きすぎて不安になったり。
じれったいすれ違いと加速していく恋心にときめきが止まらない、喧嘩ップル・ラブコメディ。

キャラクターpickup
水原みずはら 璃菜りな
「てめえ桜田この短時間で何回私を馬鹿にした!」
「どっちなんだよはっきりしねえ野郎だな、やっぱり名前がはっきりしねえからそんな感じなのかお前は」
「…なんか、ずるいって、思った。私だって触りたいのに、とか」
…小柄で華奢な童顔美女だが、本人は目が大きいことがコンプレックス。変態じみた筋肉フェチで、特にそれを隠す気もなく大声で筋肉談義に花を咲かせる残念美少女。自由奔放で傍若無人だが潔い、一直線すぎて何かが盛大にずれてる肉食系。
桜田さくらだ 雪翔ゆきと
「悪いけど、お前みたいながさつで顔だけの女には興味ないんだ。ごめんな」
「隠すのと慎みを持つのとは違うんだよ馬鹿!」
「うっせ。…俺の前では、もう猫被んなよ。水原が筋肉のことしか考えてねーのも下品なのも卑猥なのも…今更だからな」
…外国の血が混じっていて、ちょっと明るい不思議な髪色と緑の目、バスケ仕込みの自然な筋肉美を持つ。普段はやる気なさそうなローテンションだけど、水原相手にはいつもぎゃんぎゃんがなっている。律儀で真面目、綺麗好きで純情。女子力高い。


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