【中短編】ベッド下のメリー

ホラー現象と同棲している幼馴染と縁を切りたいツンギレ男子のお話

作品名	ベッド下のメリー
作者	かなん
文字数	約4万7000字
所要時間	約1時間35分
ジャンル	ホラーコメディ（現代）
作品リンク	小説家になろう

レビュー

「……通常１ＬＤＫ新築マンションは２万の家賃じゃ入れないぞ？」「そうだな。ラッキーだったな」

高校入学を機に一人暮らしをはじめた幼馴染の新居に遊びに行ってみたら、………ベッドの下に、なんかいた。

部屋の住人であるイケメン高校生・颯太はマイペースきわまりない無神経男で、ベッド下のホラー現象は見えてないけど、幼馴染の翔が言うなら本当なんだろうとごく普通に受け入れて、ごく普通にその部屋で生活し、ごく普通にそのベッドで寝ている。
……なんでだよ、気にしろよ!!　とキレまくる小動物系男子・翔くんが、幼馴染をホラー部屋から引っ越させようとしたり、結局巻き込まれてホラー現象と対峙する羽目になったりする、ホラーでハートフルな奮闘記。
昼でも夜でも消えることなく常にベッド下に存在しているホラー現象が大変シュールで笑いを誘う。

無神経な幼馴染に振り回される友達思いなツンギレ男子の、新感覚ホラーコメディ。