【中短編】100日魔王 : 閑人書房

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【中短編】100日魔王

2020年6月18日 
※この作品はネット掲載終了しています。

元勇者な男子高校生と元魔王な幼女が現代日本で一緒に暮らす連作掌編コメディ


作品名100日魔王
作者かなん
文字数約3万9000字
所要時間約1時間20分
ジャンルコメディ(現代FT)
作品リンクRIPPLE(※トップページ)

レビュー

「よし、じゃあお前今日から俺の家の居候だから。魔王っていうのもあれだから、名前ポチな。改名しろ」


第二の魔王の誕生を防ぐため、魔王の魂を魔界から隔離する――という目的のもと、打ち倒されて力を失った魔王を現代日本に連れ帰って来た男子高校生(元勇者)と、打倒勇者を掲げて日々策略を練る幼女(元魔王)。仇敵同士であるふたりの奇妙な共同生活が始まった――。

唯我独尊で飄然とした勇者に、低レベルな悪戯を仕掛けてはあしらわれたり、毎度しょーもないことで騙されたりする、見た目も中身も幼児退行した魔王。テレビに怯え、ピーマンが嫌いで、どら焼きが大好物の無邪気な少女と騒がしい日々を過ごしながら、かつて勇者として魔王退治に赴いた少年は何を思うのか――。
タイムリミットは100日間。決して相容れないはずの光の勇者と闇の魔王が平和な日本で共に過ごす、ほのぼのバイオレンスな日常コメディ。


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